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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

淫乱肌の虜になった舅。其の一

◇親不孝の息子◇
淫乱肌の虜1-1
結婚後も同居しておりました一人息子の和弘が、
大腸癌であっけなくこの世を去ったのは一年前のことでした。
気付いた時には、癌細胞があちこちに転移し、どうにもならない状態だったのです。

享年34歳、誠に早過ぎる死です。親よりも早く死ぬなんて何と親不孝な事でしょう。
私も妻もそれは悲嘆に暮れましたが、辛うじて心の慰めとなったのは、
二人の孫の存在でした。五歳の健太と三歳の美奈は、まだ父親の死というものを、
それほど深刻に受け止めておらないようで直ぐに元気になりました。

その事が返って哀れを誘って不憫ではありましたが、とにかく可愛い盛りで、
私共も二人の無邪気に遊び回る姿を見、声を聞く事によって悲しみを少しでも
和らげ、息子の死を極力忘れようと努めました。

ところが、半年もたった頃、嫁が二人の可愛い孫を連れ、突然我が家から出て行って
しまったのであります。原因は世間でよくある嫁姑のいさかいでした。

四人姉妹の末っ子で育った私の妻は非常に我侭で、また嫁も気が強い方でして、
二人の折り合いは息子が存命の頃から悪かったのです。

第三者的な眼で見ておりますと、たいがい非は妻のヒステリックの方にあったようでして、
このままでは間にたって息子が気苦労するばかりだと考えまして、私も何度かやんわりと
妻をたしなめましたが、素直に聞き入れる女ではありません。

事の発端はたわいもないことでした。
孫の誕生日のために嫁が作った夕食の唐揚げを、妻が、
「年寄りにこんな物ばかり食べさせといて、体に悪い事はわかっちょるじゃないかね。
 私まで早死にしそうじゃ」と皮肉たっぷりに言ったのです。私はオロオロ致しました。
瞬間、嫁の顔色もサッと変わりましたが、嫁は何も言いませんでした。
その代わり二、三日すると孫を連れて出て行ったのであります。

私だけには、
「お義父さん、申し訳ありませんが、私はもうこの家ではやっていけませんから・・・」
と謝りの言葉を残して・・・。


淫乱肌の虜1-2
嫁は隣の町の狭いアパートに移り住みました。私は暫くすると、孫可愛さから
矢も楯もたまらなくなって、時おり訪れるようになりました。
嫁はパート務めをしながら、二人の幼子を育てているようでした。
当然、収入はたいした事もなくて、生活は楽ではないように見えました。

それでも、私には恨み言一つ言わず、健気に一生懸命働いている嫁に、
私は哀れささえ覚え、時に孫たちのためにと生活費を渡すようになったのであります。
もちろん、嫁は最初、固辞しました。タンスの上に飾ってある息子の遺影を見ながら、
「あの人のお位牌を捨てて出てきた私です。
 どんな事があってもお義父さんに助けて頂く訳には参りません」
と、きっぱりと言います。まさしく嫁の気の強さが言わせた言葉ですが、
実際の所は先行きの不安で一杯だったと思います。

「いいや、位牌の件はわし共が拒否した訳じゃから、 
 奈津美さんが責任を感じる必要は全くないじゃないか。
 それより、我を張らんと、受け取ってくれんか。これから健太や美奈が
 学校に行くようになったら、大変じゃぞ、どうかわしの我侭だと思って、頼むよ」

私は懸命に説得に努めました。そして、やっと、「お義父さん、済みません」
と頭を下げる嫁の手に、お金の入った封筒を握らせたのであります。
妻には内緒の金でした。金ばかりか、嫁のアパートに訪ねて居る事も、
今もって女房には知らせておりません。

私は大手化成品メーカーに40年近く勤めておりまして、その間に出張が有る度に、
交通費や宿泊費をやり繰りして妻にも内緒にヘソクッタ金が、数百万有ったので、
月々数万円程度嫁に渡しても、会社を定年になるまでの
後四、五年は援助出来る資金は有りました。

私は月に二度ばかり、二人の孫と一緒に遊び、一緒に食卓を囲みました。
嫁はそんな私を、いつも微笑みをもって見ておりました。
ここでは嫁姑の争いに気を病む事もありません。
健太や美奈に亡くなった息子の面影を見て、ふと悲しみが蘇ることもありましたが、
私は次第に息子の死を過去の出来事として冷静に受け止める様になりました。

とにかく私は妻の目を盗んでアパートを訪ねることが、何より楽しみになり、
そこにいる時間だけは、とてつもなく幸福でした。
だからと言って、私は嫁に何の下心を持っていた訳ではも有りません。
それだけは判って欲しいと思います。
お金だって、あくまでも可愛い孫二人を気遣っての事でありました。
  1. 2012/10/23(火) 13:25:25|
  2. 義父相姦
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