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別冊・詩と小説で描く「愛の世界」

女性版。祖父の遺品の中から。其の一「初夜」

*私の祖父は25年前に80歳で胃がんに犯されて他界いたしました。
小学校の校長を定年で退職した後、私塾を経営しておりましたが、
祖母に先立たれてからは急に元気が無くなり、
2年後に祖母の後を追うように幽界へ旅立ってしまったのです。
祖父を敬愛していた私は祖父に習って小学校の教員になり35歳になる今も独身ですが、
縁あって私に見合いの機会があり、
お話しが順調に進んで来春挙式という運びになりました。
其の準備もあって父と二人で古い衣服や写真などを整理していたところ、
数編の小説らしき原稿を発見したのです。紛れも無く祖父の筆跡でした。
あのしかつめらしい顔で祖父はいったい何を書いていたのかしら・・・
懐かしさと好奇心で読み始めた私は、たちまち頬に血が上り、
胸苦しく呼吸がみだれました。
一旦は燃やしてしまおうと思った私でしたが、ひょっとすると祖父は、
自分の書いたものが、活字になる日を夢見て、
ペンを走らせていたのかも知れないと考え、
思い切って此方のサイトに投稿することにしました。
故人の心をお察しの上、お目を通していただければ幸いです。
東京都在住 村上 幸子(仮名) 35歳

imgfe5f99a5zik3zj.jpg
綾子さん、お約束なので、とても恥ずかしいけれど、
お手紙差し上げます。女学校を卒業する時、
お互いに結婚したら、その模様を知らせ合おうと約束
しましたね。あなたも秋には挙式なさるとの事、私の方が
半年ほど先に体験する事に成ってしまいましたので、
何かとご参考になるかと、隠したて無しで、
初夜の有りの侭を書いておきました。

三々九度の盃ごとが済むと、私は仲人さんに手を取られ
新居の寝室に案内されました。
新居は私達の為に夫の実家の敷地内に増築された
離れの様な別棟でした。質素な作りでしたが、
此処が是からの私達の新居かと思うと
改めて身の引き締まる思いでした。

夢み心地の私の目には、寝室の夜具が恐ろしげに映り、
是から営まれる夫婦としての儀式に期待と恐怖が入り混じり
身体が震えて居りました。

夜具の枕元には衣桁掛けがあり、二枚屏風が立って居ました。
教えられた通り、私は屏風の陰で、緋のお腰ひとつの姿に成り
床の中に横たわりました。

新婚初夜とは言え、私達は既に男と女の行為は一度だけ
ですが経験済みです。夜這いが公然と行われて居る田舎の
事ですから、さして恥ずかしい事では無いと思い極普通に
求め合い結ばれて居りました。然し改めて夫婦と成って迎える
夜は特別な思いが有ります。

夫が私の横に入って来ました。
「澄子今日は疲れただろう、ようやく二人だけに成れたね、
 初めてじゃないんだから、そんなに硬くならないで良いんだよ」
耳元で優しく言って呉れる夫の言葉にホッとしたら、たまらなく
甘えて見たくなってしまったのです。

「震えてるのかい、寒いんだったらもっとこっちによりなよ」
夫の手が私の肩に回ると、ぐっと抱き寄せられました。
と、その時には唇に唇が触れ、熱い口付けをされていたのです。
それがどんなに、気持ちよかったか、お察し下さい。


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  1. 2014/11/05(水) 18:34:07|
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女性版。祖父の遺品の中から、其の二「尼僧淫乱(1)」

祖父は如何いうつもりで、こう言う恥ずかしい文章を書き綴ったのでしょうか、
男性経験を持たない私には、夫婦生活がこんなにも、すさまじいものだとは、
信じられません。唯一つ気に成ることは、亡くなった祖母の名も、文字こそ違え
「寿美子」だったことです。
次ぎの一篇は、尼寺を舞台にしていて、いかにも創作の様に思えますが、
これも私には疑わしく思えてならないのです。
というのも、生前、祖父はよく「学生の頃、お寺さんに下宿していてね」
と言うようなことを口にしていたからなのです。
孫娘として私は、これ以上の詮索はすべきではないのかも知れませんが・・・。


0005.jpg
その尼寺の庵主は美蓮という名の、三十の坂を越えた女盛り。
俗世に有った頃は、結婚生活を経験した事も有ったとか。
寺には美蓮の法妹に当たる日陽と名乗る、二十歳前の少女と
言いたい可憐な尼僧が居た。

境内は広く、様々な草木が、四季の彩りを添えて居るので、
散歩がてら目を楽しませに訪れる人も居る。
其の中に、達雄と言う学生が居た。近くの旅籠に泊り、
近くの禅寺で修される「座禅会」参加し、若き日の悩める心を
癒そうとしていた。法話を聞き、座禅をすれども内実は煩悩に
苛まれ、淫乱な妄想に取り付かれ学業も身に入らなかったのだ。

何度か顔を合わせる内に、美蓮や日陽とも顔見知りになり、
どちらかとも無く、挨拶を交わすように成って居た。

其の日、庵主の部屋から出て来る初老の僧侶とすれ違った。
この僧侶こそはこの尼寺の本山にあたる寺の住職で、美蓮は
その「妾」の様な間柄なのだ、週に一度は法務と称して、
訪れては、美蓮の身体を貪って行くので有った。

達雄は何食わぬ顔をして、庵主の部屋を訪れた。
美蓮は住職との情事の後だったので、晴れやかな顔をしていた。
引き続いての男の訪問で、達雄を浮き浮きと招き居れた。

ひとしきり、他愛の無い世間話で時を過ごし、
やがて話題が達雄の宿舎での暮らしぶりの話にななると、
美蓮はその粗末さを哀れんで、
「幾ら学生さんと言えども、そんな粗末な物ばかり食べていては
身体を壊すでしょう」
と言いかけて、やや考えて居たが、
「男子禁制の尼寺ゆえ、表向きには出来ませんが、
もし宜しければ一室をお貸ししても・・・」と申し出た。


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  1. 2014/11/05(水) 18:08:39|
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女性版。祖父の遺品の中から。其の三「尼僧淫乱(2)」

つぶし独楽掛け01
「貴女に見せたいと言うのは是なんですよ、如何です、
なかなか立派な物でしょう」
言われても、日陽は恥ずかしさで、答える言葉も無い。
「日陽さん、今これで貴女を極楽に連れて行ってあげますよ」
達雄は電灯を薄明かりにして、日陽を寝かせた。
日陽は処女の恥じらいから足をすぼめている。

達雄は日陽を脅かさない様に、そっと法衣の裾を掻き分けて、
静かに股を開く、ぷーんと漂う肌の香りに鼻孔をうごめかしながら、
膝を前に進める。

右手に陰茎を握って陰門に押し当ててみたが、
なにぶん初めての身体なので、すぐには入らない。
止む無く二本の指に唾をつけ、大陰唇から陰口の辺りへと
なすりつける。今度は巧く没して行く。もうすぐ根元まで、
というとき、日陽の口から「痛いわ」と言う呟きが漏れたので、
腰をそのまま止めて、身体を前に倒す。
乳房を揉みしだき、乳首を摘んで引っ張ったりした後で、
脇の下に手を廻し、上体を抱き起こし口を吸う。
舌を絡ませ、唾液を吸い交わし、耳たぶ噛んだりしてみた。

その心地良さから、陰門に潤いが増してきて、達雄の陰茎は
いつか根元までスッポリと入っていた。
舌をねぶりながら、そろそろと腰を使えば、日陽もおぼつかない
動きながら応じてくる。今は痛みも無い様子で、
次第に動きも激しく、息遣いも荒く成って来た。

「達雄さん、私だんだん変に成ってくるわ。
 こんなもいいものだったなんて、私色界に落ちて仕舞うのかしら
 これからも毎日してくれますか・・・してくださいね・・・」
日陽は喘ぎながら、辰夫に懇願してくる。
ぴくぴく手足を痙攣させると、おびただしい淫水を溢れさせる。
可憐な日陽の乱れる様に、達雄も我を忘れて勇み立ち。
「いくよ、いくよ・・」の声と共に精液を注ぎ込む。
こうしてこの日を境に、二人の仲は深まった。


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  1. 2014/11/05(水) 18:02:52|
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女性版。祖父の遺品の中から。其の四「異母兄妹」

*祖父の創作とは知りながらも、私は読みながら昂ぶりを押さえ切れず、
いつしか指が恥ずかしい部分に忍び入っていたのでした。
描かれている女たちの姿態はこうでもあろうかと、パンティを脱ぎ捨て、
スカートの裾を乱して足を開き、思うさま指を濡らす私だったのです。


お母さん01
静子と芳男の視線が合った。二つ違いの兄と妹。
しかし今は、二匹の牝と牡に化して、畜生道に墜ちていた。
高校生の静子だが、そのジャンパースカートの下では、パンティが濡れて、
熟れた肉体を包んでいた。

二人の間に言葉は要らなかった。芳男が抱き寄せ、あらわになった腿を撫で始めれば、
静子はぐったりともたれて目を閉じる。紅などさしていないのに、
その小さい唇は燃えるように赤い。そこへ芳男の唇が寄って行く。

唇が重なると、静子の腿がきゅっと締まった。舌と舌が絡み合う。
一度はすぼめた腿が、ゆっくり緩んで行く。
そこへ芳男の手が近づいて、局部にふれる。
パンティが下げられ、膝の辺りまで下りると、静子の足が動いて、
足首から抜けた。

芳男の指が局部に入った。静子が小さく叫んだ。
羞恥の声か快感の呻きか。芳男の指が回り始める。
指は焼きつくような熱さを感じていた。
腿の辺りの筋肉が、幾度か震えて、流れ出た粘液が指をひたし、
亀裂の外まで溢れた。

芳男は有り合わせの座布団を折って枕にし、静子を横たえた。
スカートをまくり、真っ白な腿を開かせる。
指を添えて恥丘を割ると、真紅の核が晒された。
美しい彩りだった。見る間に大きさを増し、固くなってゆく。
ピクッ、ピクッと動きさえする。

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  1. 2014/11/05(水) 17:53:16|
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女性版。祖父の遺品の中から。其の五「ちぎり」

*私には、祖父がなぜこう言う卑猥な文章を書き散らしたのか、
気持ちを推測しょうがありません。また、どこまでが体験か、どこからが創作か、
見極めようがないのです。でも、読んでいるうちに、
若き日の祖父と祖母の淫らにもつれ合う
姿態が、私の瞼の裏に浮かんでくるのを、どうしょうもないのです。
いいえ、責める積りではありません。羨ましい思いなのです。
こういう祖父母の血を受け継いだ私が、こうして指を濡らす恥ずかしい姿を、
鏡に映して喘ぐのも、仕方ないでしょう。
いまは挙式の日が一日も早いことを願うだけです。


色あせたハンカチ04
若草萌ゆる春の一日でした。 柔らかき陽光をひたと受けし二階家。
木の香も新しき四畳半に、年のころ十六、七と覚しき美麗なる乙女、
吾が弾き鳴らす大正琴の音色に、忘我の面持ちで聞き入りたる風情。
やがて一節弾き終え、微かに息を洩らし、首をかしげて四方に視線をさ迷わす。

音も無く障子開き、驚きし乙女が目を遣れば、十八、九の眉目整いし少年。
乙女は安堵して、
「まあ、義郎さんだったの。よくいらっしゃつたわね」
少年は視線をそらし、
「伯母さんは留守?」
「お買い物よ。夕方まで私ひとりでお留守番なの。よろしいじゃないの、
 お上がりなさいませよ」

澄子と義郎は従兄妹の間なれど、すでに親同士が定めし許婚なり。
義郎は頷き庭から部屋へ。障子を閉めれば二人きり。
さすがに面映ゆく、交わす言葉も上の空の様子。

されど義郎、美しき許婚を前にしては、劣情抑えがたく、
膝を進めて澄子の肩を抱く。
澄子はそれと悟り 小刻みに身体を震わすも、許婚の事なれば、
拒みもならず、頬を染めるのみ。
義郎得たりと引き寄せ、十六乙女の口を吸う。


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  1. 2014/11/05(水) 14:48:22|
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